攻撃者はサーバーにマルウェアを設置し、「サイトの改ざん」や「個人情報の取得」といった様々な攻撃を仕掛けてきます。 通常、数十から数百のファイルが一度に設置されるため、サイトを完全に元の状態に復旧するのは非常に難しい作業となります。

また、マルウェアを設置する際に利用した「バックドア（攻撃者がシステムに不正侵入するための入口）」の特定や、再発防止を目的とした、ファイアーウォールの設置、フォルダ、ファイル権限の見直し等の対策も重要となります。

WPPLUSでは、マルウェアの除去から再発防止対策まで、一気通貫で対応致します。

マルウェア除去の作業例
• 不正に設置されたファイルの削除
• 既存ファイルに書き込まれた不正プログラムの削除
• 不正に登録されたユーザーの削除
• 不正に追加されたプラグインの削除
• データベースに書き込まれた不正プログラムの削除

メールフォームの脆弱性を利用したスパムメール送信も、頻繁に見受けられる攻撃の一種です。

サイトのメールフォームを使って、開くだけでウイルスに感染するメールや、個人情報を盗む「フィッシングサイト」へのリンクを含むメールを、大量に送り付ける悪質な攻撃であり、多くの人が被害を受ける可能性があります。

こうしたスパムメールの送信を防ぐ対策としては、Googleが開発したスパムメール対策用ツール「reCAPCHA」の導入や、アクセス元IPの制限、確認画面の追加、セッション管理等、さまざまな方法があります。

WPPLUSでは、複数の対策を組み合わせて、スパムメール対策を行います。

スパムメール対策の作業例
• Googleが開発したスパムメール対策用ツール「reCAPCHA」の導入
• アクセス元IPの制限
• 確認画面の追加
• トークンを使用したセッション管理
• HTTPヘッダ（X-Frame-Options）の設定
• 入力値に対するエスケープ処理の追加

お客様のサイトをGoogle検索すると、意図しないショッピングサイトが表示されるのは、サイトに設置されたマルウェアがお客様のGoogleの情報を勝手に書き換えていることが原因です。

このマルウェアは、フィッシングサイトに誘導するリンクをGoogleの検索結果に登録し、リンクをクリックしたユーザーの個人情報を盗むことを目的としています。

この状態を放置すると、お客様のサイトの評判が損なわれ、お客様自身やサイトを訪れる方々にさまざまな被害が及ぶ可能性があります。さらに、このマルウェアは検索結果を継続して変更し続けるため、時間が経つにつれて被害が拡大する傾向があります。

対策としては、「サーバー上のマルウェアの除去」に加え「Googleに登録された自社サイト情報の修正（再インデックスのリクエスト）」が必要となります。

WPPLUSでは、マルウェアの除去はもちろん、Googleへの再インデックスリクエストもサポートいたします。

WordPressはバージョンにより、サポートするPHPのバージョンが異なることから、不用意にPHPのバージョンアップを行うと、サイト自体が動作しなくなる、エラーメッセージが表示される、といった問題が発生します。

またWordPressテーマやプラグインも同様で、バージョンアップを行うと、WordPressが正常に動作しなくなることがあります。
プラグインを自動更新に設定している場合、突然不具合が発生してサイトが正常に表示されなくなることがあるため、注意が必要です。

こうした事象が発生した場合は、まずエラーログ等を手掛かりに原因の特定を行った上で、その内容に応じた個別の対応が必要となります。
具体的には、PHPのバージョンにあわせてPHPプログラムを改修する作業や、使用しているWordPressのバージョンに対応したプラグインへの切り替え等が必要となります。